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【入試問題:辺の長さ】3通りをマスター

辺の長さを求める問題は入試問題で鉄板です。

では、さっそく問題をやってみましょう!

三角形の辺の長さ・三角形の高さを求める
三角形の辺の高さを求めよ




答えは、12/5(5分の12)になったでしょうか?


辺の長さの求め方は、全部で3通り!

「辺の長さを求める」となったら、パッと3通りの求め方が浮かぶようにしましょう!

≪辺の長さの求め方≫ ①三平方の定理 ②相似 ③面積2通り

【豆知識】

★三角形の辺の比が3:4:5になっている場合、直角三角形になる

→△ABCは直角三角形


①三平方の定理


一番早くこの求め方が浮かんだ人が多いのではないでしょうか?

こんな感じで求められましたか?

三平方の定理で辺の長さ・三角形の高さを求める。
三角形の辺の長さを求める①三平方の定理

△ABDを使って





△ADCを使って





△ABDも△ADCも高さADは同じ長さになるので、





②相似


相似を使って三角形の高さ・辺の長さを求める
三角形の辺の長さを求める②相似

△ABCと△DACは相似

  ∠CAB=∠CDA=90°
  ∠ACB=∠ACD(共通の角)
  CA=CA(共通の辺) 

△ABCと△DACは相似な三角形の為、相似比は同じであるため、

△ABCは、AC:AB:BC=3:4:5
△DACは、DC:AD:AC=3:4:5

AC:AD=5:4=3:AD
5AD=12
AD=12/5



③面積2通り


辺ACを底辺とすると、辺ABが高さなので、△ABCの面積の6平方センチメートルになる。

辺BCを底辺とすると、辺ADが高さとする△ABCになる。


面積を使って三角形の高さ・辺の長さを求める
底辺ACの三角形

面積を使って三角形の高さ・辺の長さを求める
底辺BCの三角形



  =









底辺ACと底辺BCとする△ABCはどちらも面積は同じなるはずなので、

5×AD÷2=6
AD=12/5


辺の長さを求めるために、どのやり方が一番やりやすかったですか?

三平方の定理を使った人が多いと思いますが、面積2通りや相似を使った方がやりやすかったのではないでしょうか。「辺の長さを求めよ」という問いがきたら、3通りの求め方をすぐに思い浮かべ、スマートに問題を解きましょう!



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