【入試問題:辺の長さ】3通りをマスター
- かみちゃん先生
- 2021年2月7日
- 読了時間: 1分
辺の長さを求める問題は入試問題で鉄板です。
では、さっそく問題をやってみましょう!

答えは、12/5(5分の12)になったでしょうか?
辺の長さの求め方は、全部で3通り!
「辺の長さを求める」となったら、パッと3通りの求め方が浮かぶようにしましょう!
≪辺の長さの求め方≫ ①三平方の定理 ②相似 ③面積2通り
【豆知識】
★三角形の辺の比が3:4:5になっている場合、直角三角形になる
→△ABCは直角三角形
①三平方の定理
一番早くこの求め方が浮かんだ人が多いのではないでしょうか?
こんな感じで求められましたか?

△ABDを使って

△ADCを使って

△ABDも△ADCも高さADは同じ長さになるので、

②相似

△ABCと△DACは相似
∠CAB=∠CDA=90°
∠ACB=∠ACD(共通の角)
CA=CA(共通の辺)
△ABCと△DACは相似な三角形の為、相似比は同じであるため、
△ABCは、AC:AB:BC=3:4:5
△DACは、DC:AD:AC=3:4:5
AC:AD=5:4=3:AD
5AD=12
AD=12/5
③面積2通り
辺ACを底辺とすると、辺ABが高さなので、△ABCの面積の6平方センチメートルになる。
辺BCを底辺とすると、辺ADが高さとする△ABCになる。


=
底辺ACと底辺BCとする△ABCはどちらも面積は同じなるはずなので、
5×AD÷2=6
AD=12/5
辺の長さを求めるために、どのやり方が一番やりやすかったですか?
三平方の定理を使った人が多いと思いますが、面積2通りや相似を使った方がやりやすかったのではないでしょうか。「辺の長さを求めよ」という問いがきたら、3通りの求め方をすぐに思い浮かべ、スマートに問題を解きましょう!
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