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くじの確率問題

くじの確率問題は定期テストでもよく出題されますよね。

今回はくじの確率問題を解説していきます。




目次


1. 1回または2回くじを引く問題


ポイント


同じ当たり・ハズレでも区別しよう!


くじ引き問題

当たり2本、ハズレが3本ある。
2本引いて、1本だけ当たる確率は?

くじ引き問題も玉の問題と同じように求めることができます。

同じ赤色の玉も赤1・赤2と区別したように、今回も同じ当たりでも当たり1・当たり2のように区別します。


樹形図で求めよう!
樹形図で求めよう!

確率問題 計算式
確率問題 計算式

〇を当たりくじ、✕をハズレくじとします。

当たりくじを初めに引いた場合(左の樹形図)、1本だけ当たるパターンは、3パターン。

当たりくじは2本であるため、2×3パターン=6パターン。


ハズレくじを初めに引いた場合(右の樹形図)、1本だけ当たるパターンは、2パターン。

ハズレくじは3本であるため、3×2パターン=6パターン。


1本のくじに対して、4パターンのセットができるため、全部で5本×4パターン=20パターン。


全部で20パターン中、1本だけ当たるパターンは6パターン+6パターン=12パターン。

よって、12/20。約分して、3/5。



2. 1回引いたくじを戻す問題


ポイント


樹形図での注意点‼

1回目のくじを2回目のくじのところに書き入れよう!


1回引いたくじを戻す問題

当たり3本、ハズレが2本ある。
1本出してから箱の中に戻し、1本だけ当たる確率。


樹形図で求めよう
樹形図で求めよう

ポイントを思い出してみましょう!

1回目に出たくじを2回目にも書くことがポイントです。

なぜならば、1回目に出たくじを箱に戻すため、2回目も1回目と同じくじが出る可能性があるからです。


確率問題 計算式
確率問題 計算式

〇を当たりくじ、✕をハズレくじとします。

当たりくじを初めに引いた場合(左の樹形図)、1本だけ当たるパターンは、2パターン。

当たりくじは3本であるため、3×2パターン=6パターン。


ハズレくじを初めに引いた場合(右の樹形図)、1本だけ当たるパターンは、3パターン。

ハズレくじは2本であるため、2×3パターン=6パターン。


1本のくじに対して、5パターンのセットができるため、全部で5本×5パターン=25パターン。


全部で25パターン中、1本だけ当たるパターンは6パターン+6パターン=12パターン。

よって、12/25。約分して、6/25。



3. 3回以上くじを引く問題


ポイント



掛け算で求めよう!

くじ引き問題の公式
くじ引き問題の公式

3回くじを引く問題

当たりが3本、ハズレが3本ある。
1回目は当たり、2回目はハズレ、3回目は当たる確率は?

先ほどの公式を使うと、こんな感じになります!

くじ引き問題の考え方
くじ引き問題の考え方

3階ではなく、4回・5回…引く問題であっても、同じように考えることができます。

また、1回目が当たり、2回目がハズレ、3回目が当たりといった問題ではなくとも、

「3回とも当たり」の場合も同じように考えることができますよ!






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